わが国では、現在ほとんどの人が大学へいく時代へと変わりつつあります。
大学全入時代といえるでしょう。
こういった時代の移り変わりのなかで、大学はいかにして生徒をあつめるか、少子化の影響をうけているので大学は生き残りをかけてさまざまな事に取り組みはじめています。
またその反面、現在の大学入試制度が多様化してきており、その制度に対応できるよう、高校や、進学塾、大学予備校などによる受験勉強の対策、進路指導体制にも、この多様化している大学と、高校とのカリキュラムのずれが大きな問題です。
あらためて、大学での勉強、教育、研究などの内容、あり方について考え直してみる時期がきているのかもしれません。
人間は、動物の中でも一番学習する能力が高いといわれているので、ほかの生物とは異なり、生涯、自ら学習をしなければ生きていけません。
ここで、学習をする。教育を受ける。似てるようですが、異なるものだということを理解しておいてください。
現在の社会において作られている教育をうける環境は、個人のための学習というより、社会のため、社会に役立つ人間作りをするために重点を置いているようです。
この重視しているところが問題です。
日本の大学生に対する意識調査を行うアンケートの結果をみてみると、「大学に入学した目的は?」というものに対し、一番多かった回答は、「みんなが行くから」というものでした。
学ぶためではないのでしょうか?ここで現在の大学生には、「学び」の意思がかけているようです。
これは非常に残念なことです。
反対に現在の日本における大学環境の危機だといえるでしょう。
大学において、現在積極的に取り組んでおいて頂きたいのは、自発的・内発的に行動できる人を育てることです。
アンケートの意見で多かったように、みんなが行くから、自分もいく、ではなく、何をしたいから、行くという自発的な人間を作ってほしいということです。
